県内は23日、高気圧に覆われた影響で4月上旬~5月下旬並みの暖かさとなった。小山で最高気温が25・3度を記録し、県内で今年初の夏日となった。
宇都宮地方気象台によると、最高気温は小山に次いで佐野が24・9度、宇都宮24・2度、真岡23・5度と続いた。県内14観測地点のうち鹿沼など6地点で今年最高を更新した。
小山市内は日中、強い日差しで汗ばむ陽気に。JR小山駅周辺では半袖姿になったり、上着を脱いで手に持ったりして歩く人の姿が多く見られた。同市田間、会社員蒔田啓央(まきたひろお)さん(38)は「ついこの前まで寒かったのに。3月とは思えない気温ですね」と話した。
気象台によると、24日は本州に気圧の谷が近づく影響で県内全域で曇りとなり、気温は20度に届かない見通しという。