宇都宮短大付属高は23日までに、野村ホールディングス学校教育支援課の柏崎洋平(かしわざきようへい)氏を講師に招き、普通科2年生約530人を対象に金融経済教室を開いた。
柏崎氏は人生設計とお金のかかり方、投資などをテーマに講話。「夢を実現するためにはお金のことを知っていると実現しやすい」と前置きした上で、人生には一般的に子どもの教育、住宅購入、老後資金という「三大支出」があることを説明。
生徒とともに就職から20年間にかかる支出シミュレーションを行い、モデルでは1億5千万円超かかることを紹介した。投資ではリターンとリスクの関係、分散、積み立て、長期運用の重要性について説明した。
この日はビジネスアイデアをグループで考える「起業ワークショップ」も行われた。