黄砂が観測された宇都宮市内。筑波山もかすんで見えた=26日午後2時30分、県庁15階展望ロビーから

 宇都宮地方気象台は26日午前10時6分、「黄砂に関する栃木県気象情報」を発表した。県内では黄砂が観測されており、午前9時現在、宇都宮では水平方向で見通しが利く距離「視程」が9キロ(速報値)となっている。

 気象台によると、県内は26日、引き続き黄砂の飛来が予想され、視程が10キロ未満となり、所によっては5キロ未満になる見込み。

 屋外では黄砂が付着するなどの影響が予想される。視程が5キロ未満となった場合は、交通への障害が発生する恐れもあるため注意が必要という。