コメの不足と価格高騰が続く中、県内自治体のコメを返礼品とするふるさと納税への申し込みが急増している。県と25市町に問い合わせたところ、県と14市町で2024年度の申込件数が23年度の2倍以上だった。中には20倍を超えた自治体もあった。秋に収穫される25年産米を返礼品とする寄付にも申し込みが殺到しており、市町によっては、すでに受け付けをストップする事態も発生している。

 県内市町では矢板市以外の24市町がコメを返礼品として扱っている。