岩手県大船渡市で発生した大規模山林火災で、本県から派遣された緊急消防援助隊の活動によって自宅への延焼を免れた住民が12日までに下野新聞社の取材に応じ、隊員たちへ感謝の思いを語った。同市赤崎町合足(あったり)に住む会社員上野政志(うえのまさし)さん(65)は、近所で全焼した家もあり不安な避難生活を送った。隊の活動を報道で知り、避難指示解除後に無事自宅に戻ることができた。「生まれ育った家を守っていただいた。感謝してもしきれない」と安堵(あんど)の表情を浮かべた。
「こんな近くまで火が迫っていたとはね。うちも危なかったんだ」
5日午後。自宅の裏山にある雑木林を眺めながら、上野さんがつぶやいた。
残り:約 644文字/全文:956文字
この記事は「下野新聞デジタル」のスタンダードプラン会員・愛読者(併読)プラン会員・フル(単独)プラン会員のみご覧いただけます。
下野新聞デジタルに会員登録すると…
- 事件事故や高校野球・イベントなど速報でとちぎの「今」が分かる
さらにスタンダードプランなら…
- デジタル有料記事の大半が読める
- 教育や仕事に役立つ情報が充実
愛読者・フルプランなら…
- アプリも使えて、おくやみ情報もいち早く