新年度を迎え、文房具を新調したお子さんも多いのでは。近年は機能性やデザイン性が高く、子ども本人がこだわって選ぶ傾向にあるとか。一方で、高級志向に目を丸くするお母さんやお父さんも? 近年の文房具事情について、宇都宮市街地や県内商業施設など数店舗展開する老舗「上野文具」本店(同市池上町)を取材した。
文房具といえば消耗品というイメージ。でも最近は「良いものを長く使う傾向にあるんです」と話すのは、上野拓哉(うえのたくや)社長(42)だ。

文房具業界に革命
例えばシャープペンシル。記者が小学校高学年だった20年ほど前は、300~500円で購入した記憶が。
本店店長で筆記具バイヤーの日下田洋輔(ひげたようすけ)さん(43)によると、手頃な価格の商品が売れているものの、問い合わせがある商品の平均価格は3千円以上だとか。

中でも注目されているのが、書くと芯の先が回ってとがった状態を保つ三菱鉛筆「KURUTOGA(クルトガ)」シリーズ。
(多里まりな)
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次回はゴールデンウイーク中の5月3日です。子どもができたことをきっかけに、チャレンジしたくなるキャンプ。「アウトドアブランド・用品なら、ここ」という2カ所の“達人”たちに、キャンプの一歩目を聞きました。お薦めのキャンプギア(道具)も紹介します。
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