
夏の風物詩として有名なアユ。今の時季、那珂川(なかがわ)や水遊園の水槽にはアユの姿は見えません。では、いったいどこで何をしているのでしょうか。今回は、アユの暮らしと環境について紹介します。
夏から秋にかけて、アユは新しい命を生み出す大切な季節を迎えます。たくさんのコケが生えた場所を自分の縄張りにして、やがて川の底に卵を産むのです。産み落とされた1ミリほどの小さな卵はおよそ2週間後にふ化し、子どもたちは水の流れに乗って川を下り、河口付近や沿岸の海までたどり着くと、プランクトンを食べながら成長します。

受精5日目のアユの卵。目がはっきり分かる
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