学習用スペースで机に向かう子どもたち

 【大田原】多世代の交流を軸に孤独・孤立対策に取り組む一般社団法人えんがお(山の手1丁目)は4月から、近くの空き店舗を活用して放課後等デイサービスを始めた。

 えんがおによると、本県や千葉県などで放課後等デイサービスを展開する「クラップ」のノウハウを生かして開設。個別支援に特化したほか、近所の公園で遊ぶなど自然体験の提供が特長の一つという。児童発達支援も併設している。

 改装した空き店舗には学習用、グループワーク用のスペースや、休憩ができるスペースも設けた。

 対象は小学1年生~高校3年生。保護者のニーズに応えようと、開設時間は平日午後1~7時とした。土日も開設し午前9時~午後4時。月曜は休業。

 利用希望者は、えんがおに相談する。代表理事の濱野将行(はまのまさゆき)さんは「市内に不足している福祉サービスの一環として立ち上げた。気軽に相談してほしい」と呼びかけている。

(問)えんがお080・1242・9460。