県は21日、災害時に孤立集落が発生したことを想定した訓練を5月に佐野市内で行うと発表した。陸上自衛隊や県警など14団体が参加し、住民の救助や物資の輸送といった支援の実効性を検証する。孤立集落を主眼にした県主催の実動訓練は初めてで、災害対応マニュアルの改定時や他の訓練に反映させ、県民の安心安全につなげる。
孤立集落は2024年1月の能登半島地震で複数カ所発生した。道路の寸断や断水が長期化し、対応の在り方が顕在化した。
訓練は県と佐野市の主催で、訓練場所は同市水木町の旧氷室小や周辺の集落。2019年の台風19号で甚大な被害を受けたこともあり開催場所に選んだ。
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