県内の公立小中学校の校舎で、車いすなどでも利用できるバリアフリートイレが設置されている割合は2024年9月時点で51・6%だったことが22日までに、文部科学省の調査で分かった。全国平均(74・3%)を下回り、都道府県別では43位。体育館への設置も27・9%と、全国平均(47・9%)を下回った。県内の学校施設整備を巡っては、老朽化対策なども課題でバリアフリー化まで手が回らない市町もあるのが実態とみられる。