太平洋戦争末期に起きた宇都宮空襲の記憶を継承し、平和を訴える市民団体「ピースうつのみや」が今夏で活動を停止する方針を固めたことが27日、分かった。今年で40周年の節目を迎え、会員の高齢化で活動が困難になり、模索した継承の動きも実を結ばなかった。空襲展や犠牲者を追悼する催しなど、戦争の悲惨さと平和の大切さを伝える活動で、県内の主導的な役割を果たしてきた団体が歴史に区切りを付ける。
夏に空襲犠牲者の追悼イベントを開催し、県立博物館で開かれる戦後80年の企画展に協力した後、活動を停止する。27日、宇都宮市内で開いた定期総会で明らかにした。
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