【日光】3人による争いとなった27日投開票の日光市長選で、下野新聞社は出口調査を実施し、計766人から回答を得た。初当選した新人で前市議の瀬高哲雄(せたかてつお)氏(43)は、地盤とする日光・足尾地域で6割超の票を固め、大沢地区を除く今市地域でも3人中最多となる4割の支持を集めたことが勝利につながったとみられる。新人で前市議の武田幸雄(たけださちお)氏(63)は藤原地域、現職の粉川昭一(こなかわしょういち)氏(61)は大沢地区でそれぞれ最多の4割超の票を集めたが及ばなかった。