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 ゴールデンウイーク(GW)を迎え、日光市の鬼怒川温泉郷の「鬼怒川ライン下り」が観光客でにぎわっている。雨が降り続いた2日も次々と客が訪れ、新緑の渓谷美を堪能した。

川下りしながら新緑の渓谷美を楽しむ観光客=2日午前11時25分、日光市鬼怒川温泉大原
川下りしながら新緑の渓谷美を楽しむ観光客=2日午前11時25分、日光市鬼怒川温泉大原

 ライン下りは高い岩に挟まれた鬼怒川約6キロを、全長約12メートルの和船で30分ほどかけて下る観光名物。運営する鬼怒高原開発によると、同日現在でGW期間中の予約は4日が最も多く、既に7割超が埋まっているという。

 この日の午前中は約60人が乗船。高さ約100メートルの名勝「楯岩」に見入ったり、迫力ある水しぶきに歓声を上げたりした。

 岡山県倉敷市、会社員杉山奈々加(すぎやまななか)さん(30)は「急流で水を浴び、楽しかった。また乗りたい」と満足げだった。

(磯真奈美)