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 自動車の新たなご当地ナンバープレート「日光ナンバー」の交付が7日、宇都宮市八千代1丁目の栃木県自動車整備振興会宇都宮事務所などで始まった。

窓口で真新しい日光ナンバーを受け取る男性=7日午前10時25分、宇都宮市八千代1丁目
窓口で真新しい日光ナンバーを受け取る男性=7日午前10時25分、宇都宮市八千代1丁目

 日光ナンバーは、日光東照宮の陽明門と塩谷町の伝統工芸品しめ縄などをあしらった図柄入り(カラー、モノトーン版)と無地版がある。日光市と塩谷町に登録される自家用車と事業用車が対象で、4月末までに計223件の申請があった。

図柄入りナンバー各種
図柄入りナンバー各種

 地域が希望する地名を表示できるご当地ナンバー制度は2006年に始まり、18年からは“走る広告塔”として各地の特産や名所をデザインした図柄入りプレートもスタートした。

窓口で真新しい日光ナンバーを受け取る男性=7日午前9時30分、宇都宮市八千代1丁目
窓口で真新しい日光ナンバーを受け取る男性=7日午前9時30分、宇都宮市八千代1丁目

 日光ナンバーは、県内のご当地ナンバーとしては06年の「那須」以来、図柄入りプレートとしては、イチゴが描かれた23年導入の県版などに次いで3種類目となる。

 

 同事務所ではこの日、軽自動車以外を対象にプレートの交付が行われ、日光ナンバーを求める人が続々と訪れた。日光市今市、大学4年柏渕拓真(かしわぶちたくま)さん(21)は「地元のナンバーを付け、いろんな場所に行くのが楽しみ」と喜んだ。

 

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真