2024年度の県営都市公園9カ所の利用者数は前年度比29万1029人(6%)増の505万5005人となり、初めて500万人を超えたことが20日、県のまとめで分かった。県総合運動公園(宇都宮市)と、とちぎわんぱく公園(壬生町)で過去最多を記録した。イベント開催や施設の新設に加え、物価高の影響もあり「安くて近い」ことも利用者増につながったとみられる。
県営都市公園の利用者数は、駐車場の車両台数なども踏まえて各公園の基準によって算出している。最も利用者数が多かったのは県総合運動公園の111万7158人で、前年度比で約11万人増えた。サッカーJリーグの公式戦開催が増えたほか、陸上や野球といったスポーツ関係の利用が全体を押し上げた。
利用者が約2割増えたとちぎわんぱく公園は、23年度末に恐竜の等身大模型を展示する「大恐竜パーク」がオープンし、誘客につながった。
井頭公園(真岡市)は78万2739人、日光だいや川公園(日光市)は39万9657人、日光田母沢御用邸記念公園(日光市)は7万4937人。新型コロナウイルス禍前(18年度)には及ばなかったが、前年度よりは増加した。
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