宇都宮短期大学付属中学・高校に図書スペース「ビブリオステージ」が新設され、「読書部」が発足したらしい。プロデュースしたのは、宇都宮市在住の動画クリエイター「文学YouTuberベル」さん。一体どんな場所で、どんな活動をしているのか。本好きの記者が、いてもたってもいられずお邪魔してきました。

舞台をイメージして作られたメインスペース。「主役は自分の感性」というベルさんの思いが込められている
行きたくなるスペースに
落ち着いた赤や茶色を基調とした空間は、まるでカフェのよう。本棚には、小説やエッセーなどが200冊以上ずらりと並んでいる。ビブリオステージは、良い意味で学校とは思えない。
萩原俊和(はぎわらとしかず)教頭(63)によると、ビブリオステージは生徒の読解力向上などを図って今春開設した。
積極的に足を運んでもらえる図書スペースを設けるため、ユーチューブなどで本の魅力を発信するベルさんに協力を依頼。ベルさんはスペースを手がけたほか、本年度から学校の読書顧問にも就任し、選書や生徒との交流も行っている。

読書顧問に就任したベルさん
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