コメをつくる知人や親戚らから無償または安く入手できる「縁故米」。コメ価格の上昇を受け、県内生産者は需要の高まりを実感する一方、消費者側は縁故米が手元にあるかないかで「ありがたみが増した」「うらやましい」と受け止め方が分かれる。有識者は、農家と消費者を直接つなぐ縁故米の功罪を指摘した。
「買いやすくておいしいコメを探して、みんな苦労しているんだろう」。稲作歴約50年の宇都宮市、農業男性(71)には、コメの購入依頼が相次いでいる。直接の面識がない人からも知り合いを通じて連絡があり、寄せられた依頼は昨年から20件ほど増えたという。
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