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 21日の夏至を前に、奥日光・中禅寺湖西岸の千手ケ浜周辺で20日早朝、男体山山頂に日の出が重なる「ダイヤモンド男体」が見られた。

男体山山頂から昇る朝日。中禅寺湖面にも映り込んだ=20日午前5時25分、日光市中宮祠
男体山山頂から昇る朝日。中禅寺湖面にも映り込んだ=20日午前5時25分、日光市中宮祠

 快晴でほぼ無風となったこの日は午前5時23分に太陽が山頂から出現。乙次郎橋付近で待ちわびたハイカーらが神々しい景色に見入った。

 日光自然博物館によると、ダイヤモンド男体は同浜周辺では5月中旬~7月下旬に見られる。観賞地点は今後、同橋付近から北側に徐々に移動するという。

 

 同博物館ではダイヤモンド男体に合わせ、7月27日までの土日祝日(不定期)に低公害バスの早朝便を運行する。山崎響子(やまざききょうこ)自然解説員(33)は「日の出前の雰囲気とともに、奥日光の朝のすがすがしさを楽しんでほしい」と話した。

(文・写真 森田大地)

◇ほかにも下野新聞フォトサービスに写真