体操男子個人総合を制した水鳥(作新)のあん馬の演技=作新学院総合体育館

体操男子団体総合で優勝の作新

体操男子個人総合を制した水鳥(作新)のあん馬の演技=作新学院総合体育館 体操男子団体総合で優勝の作新

 全国高校総体(インターハイ)栃木県予選は21日、作新学院総合体育館ほかで体操、剣道などが行われ、体操男子個人総合は水鳥大翔(みずとりひろと)(作新学院)が75・050点で初の頂点に立った。団体総合も水鳥らの活躍で、作新学院が226・45点で5連覇を飾った。

 剣道は個人が行われ、男子は大河原靖太(おおかわらせいた)(佐野日大)、女子は外山侑恵(とやまゆめ)(小山)がいずれも初優勝。インターハイ出場権が与えられる準優勝は男子が藤田悠叶(ふじたはやと)(佐野日大)、女子が久利生茉奈(くりゅうまな)(矢板中央)だった。

 バスケットボールは準決勝が行われ、男子が宇都宮工と文星芸大付、女子は矢板中央と白鴎大足利が決勝進出。文星芸大付は宇都宮北に第4クオーターで14-37と猛追を受けたが、71-70で逃げ切った。

けがの挫折乗り越え完全復活

 体操男子、最終6種目目の鉄棒。水鳥大翔(みずとりひろと)(作新学院)が完璧な着地を決め、笑顔を浮かべながら両拳を握った。