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 栃木市中心部を流れる巴波(うずま)川で1日、恒例の「うずま川行灯(あんどん)まつり」が始まり、125基のあんどんが蔵の街並みを幻想的に照らしている。9月末まで。

柔らかな光で巴波川沿いを彩るあんどん=1日午後7時5分、栃木市湊町
柔らかな光で巴波川沿いを彩るあんどん=1日午後7時5分、栃木市湊町

 地元住民らでつくる「開運・幸来あかり委員会」が主催し、12回目。開運橋周辺~うずま公園の約800メートルに設置している。

 あんどんには、市出身の切り絵師故川島雅舟(かわしまがしゅう)さんが制作した蔵や人形山車などの切り絵が施されている。今回は初めて、栃木工業高電気科の生徒が制作したあんどんも設置。雨が降る中、幸来橋で点灯式が行われた。

 同委員会の森田裕男(もりたやすお)委員長は「夏の夕べの雰囲気を楽しみながら巴波川沿いを散歩してほしい」と話した。点灯時間は午後7~10時。