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出荷の最盛期を迎えている金魚=14日午前11時35分、佐野市免鳥町

 夏祭りの時季を控え、佐野市免鳥町の「佐野観賞魚」で金魚の出荷が最盛期を迎えている。

 同社は金魚や熱帯魚などを扱う卸業者。関東や東北地方のホームセンターを中心に、多い日は数千匹を出荷するという。

 屋内に150個ほど設置された水槽では、金魚すくいの定番「小赤」や白と赤の「更紗(さらさ)和金」など約40種の金魚が涼しげに泳いでいた。14日は従業員らがヒレの状態などを1匹ずつ確認し、網で袋に移す作業を進めた。

 安良岡恵輔(やすらおかけいすけ)専務(37)は「水温や水質の変化に注意して水替えするといい。涼やかな夏の風物詩を楽しんでほしい」と話していた。

 出荷のピークはお盆前まで続く。