栃木県内は21日、各地で気温が上がり、気象庁によると午後3時現在、小山、大田原、宇都宮、塩谷、五十里、日光東町、那須高原の7地点で今年最高気温を記録した。

 今年最高気温を記録したのは、小山が36・2度、大田原35・9度、宇都宮35・4度、塩谷34・6度、五十里33・4度、日光東町32・4度、那須高原30・6度。

 県内で気温が最も高いのは、佐野の36・5度。この他、真岡が35・4度、那須烏山35・3度と、6地点で35度以上の猛暑日となっている。

 環境省と気象庁は21日午前5時、熱中症になりやすい危険な暑さが予想されるとして、21日の栃木県内に本年度初となる熱中症警戒アラートを発表した。環境省などは、室内ではエアコンを適切に利用し、涼しい環境にして過ごすよう呼びかけている。また、屋外への外出はなるべく短時間とし、暑い時間を避けるほか、日傘や帽子の活用を推奨している。