栃木県内は24日、各地で気温が上がり、気象庁によると午後2時現在、県内14観測地点のうち佐野や小山、大田原など8地点で今年最高気温を記録した。

 今年最高気温を記録したのは、佐野が37・6度、小山が36・9度、大田原と宇都宮が36・0度、黒磯(那須塩原市)が33・9度、五十里(日光市)が33・6度、日光東町が32・5度、那須高原が31・1度。

 その他、真岡が36・1度、那須烏山が35・5度、鹿沼が35・1度と計7地点で35度以上の猛暑日となっている。

 環境省と気象庁は、熱中症になりやすい危険な暑さが予想されるとして、24日の栃木県内に熱中症警戒アラートを発表した。環境省などは、室内ではエアコンを適切に利用し、涼しい環境にして過ごすよう呼びかけている。また、屋外への外出はなるべく短時間とし、暑い時間を避けるほか、日傘や帽子の活用を推奨している。