足利銀行は10月1日、創業130年を迎える。清水和幸(しみずかずゆき)頭取に、これまでの足銀の取り組みや今後注力する業務などを聞いた。
-創業130年となる受け止めは。
「名前が変わらないまま続いてきた民間の銀行としては日本で一番古い。(2003年11月には)一時国有化も経験したが、お客さまの支えもあり、存続することができた。必要とされるものを時代に合わせて提供してきた結果だと思う」
-20年の頭取就任から5年が経過した。注力した取り組みは。
「24年10月、自主経営型の支店に切り替えが完了した。これまでは本部から利益や取引先数などを目標として提示していたが、各支店ごとに地域の事情に応じた独自の目標設定を行うようにした。若手も含めて行員の意欲向上につながっており、(仕事に対する熱意や愛着を測る)エンゲージメントサーベイの数値も劇的に上がっている」
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