夏休みもいよいよ終盤です。家族やお友達と遠出する機会が増える子どもたちもいるでしょう。一方、最大の難関はいつの時代も宿題。読書感想文や調べ学習(自由研究)で強い味方になってくれるのが、地域の図書館です。県内の図書館スタッフや図書館と“仲良し”な中学生に、活用術を聞いてみました。

昨年まで「図書館を使った調べる学習コンクール」の全国コンクールに4年連続で出場した中村さん
利用の契機に
2024年度、「子供の読書活動優秀実践図書館」として文部科学大臣表彰を受けた那須塩原市図書館(みるる)。市内の学校と連携した児童生徒の市電子図書館の利用促進や、絵本を題材にしたイベントを通じて子どもが本に興味を持つきっかけづくりなどに力を入れています。
同年度、市内の図書館を訪ねた人は延べ54万4354人(うち、みるるは40万7337人)。利用者数、貸出数が最多だったのは夏休みがある8月でした。
物井友和(ものいともかず)館長は「夏休みは図書館に親しんでもらう最大のチャンス。便利に活用してもらえるよう、いろいろな準備をしています」。
(井上裕史)
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次回は気になる赤ちゃんの「頭のゆがみ」について、専門家に話を聞きました。8月9日にご紹介します。ご期待ください。
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