展示が決まった中央小の青い目の人形

粟野小の青い目の人形(右)=鹿沼市教委提供

展示が決まった中央小の青い目の人形 粟野小の青い目の人形(右)=鹿沼市教委提供

 鹿沼市は8月12~25日、市役所1階多目的ホールで、戦後80年記念史料展「戦時の鹿沼と『青い目の人形』」を開き、市内に現存する2体の「青い目の人形」を展示する。2体を一緒に一般公開するのは初。人形は昭和初期に日米親善の願いを込め米国から日本各地に贈られたが、県内に6体しか現存していない希少な史料。松井正一(まついしょういち)市長は「人形に込められた当時の人々の平和への思いに触れてほしい」と呼びかけている。