日傘を差しながら水場で涼を取る家族連れ=26日午後3時25分、佐野市若松町、河野光吉撮影

 栃木県内は26日、各地で気温が上がり、気象庁によると午後2時現在、佐野38・4度、宇都宮36・9度などと県内14観測地点のうち12地点で今年最高気温となったほか、7地点で35度以上の猛暑日となった。佐野は午後2時40分時点で、全国9位タイの暑さだった。

 佐野、宇都宮のほかに猛暑日となったのは、小山で36・8度、大田原と真岡で36・4度、鹿沼で35・9度、那須烏山で35・5度。

 環境省と気象庁は、熱中症になりやすい危険な暑さが予想されるとして、26日の栃木県内に熱中症警戒アラートを発表した。環境省などは、室内ではエアコンを適切に利用し、涼しい環境にして過ごすよう呼びかけている。また、屋外への外出はなるべく短時間とし、暑い時間を避けるほか、日傘や帽子の活用を推奨している。