大相撲名古屋場所千秋楽は27日、名古屋市のIGアリーナで行われ、西十両11枚目で大田原市出身の三田(23)=本名三田大生(みたたいき)、二子山部屋=が11勝4敗とし、十両2場所目で初優勝を果たした。
三田は3敗の単独首位で千秋楽を迎えた。東十両2枚目の湘南乃海(高田川部屋)にはたき込みで敗れたが、直後の取組で4敗の荒篤山(こうとくざん)(荒汐部屋)が敗れたため、優勝が決まった。本県出身力士の十両優勝は、2019年夏場所を制した小山市出身の貴源治(千賀ノ浦部屋)以来、6年ぶり。
三田は黒羽高を卒業後、近大を経て二子山部屋に入門。24年秋場所に初土俵を踏み、25年夏場所に十両に昇進した。今場所は初日から4連勝したが5、6日目と連敗。中盤から立て直し、11日目から4連勝した。

十両で優勝し、賞状を受け取る三田=IGアリーナ
スピード相撲に磨き
大田原市出身の三田が十両昇進2場所目で初の優勝を果たした。「勝って決めたかったが、優勝はうれしい」。表情には充実感がにじんでいた。
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