「子どもの入学式に行ったらPTAに強制加入となりました。PTAは必ず入らなければいけないのでしょうか?」。
今年の入学式シーズン、読者とつながる報道に取り組む下野新聞社の「あなた発 とちぎ特命取材班」(あなとち)に、学校のPTAに関する疑問が複数寄せられた。保護者が学校や地域と連携を図りながら、子どもたちを見守るPTA。子どもの健全な成長を支える意義があるとされる一方、加入への疑問や活動の負担感を指摘する声も目立ち始めている。

栃木県内の状況を調べるため、下野新聞社デジタル報道部はウェブアンケートを実施。現役の保護者や子育てを経験した人たちからPTAに関する考えを聞いた。回答者の声や県内のPTA活動の実情などを複数回にわたって報じる。
加入時の心境に温度差
アンケートは6月9日~22日、通信アプリLINE(ライン)やX(旧ツイッター)などを通じて実施し、20~70代以上の232人から回答を得た。
(次回はPTA役員のやりがいや苦労などをテーマにします。随時掲載)
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