退職後、再就職を希望するシニアと企業をマッチングする産業雇用安定センターの「キャリア人材バンク」が好調だ。栃木事務所では2024年度、登録者数が136人と過去最多を記録し、約半数が再就職に結び付いた。16年度の制度設立以降、登録者数は全国的にも右肩上がり。60歳以上の働く意欲の高まりや企業の人材不足が追い風となっており、同事務所は求職者のニーズに合わせた提案や求人の発掘に力を入れ、社会とのつながりを求める高齢者らを後押しする。
対象は、企業からの登録は60歳以上の在職者で、個人の場合は、離職後1年以内の60歳以上70歳以下が利用できる。
栃木事務所によると、17年度は8人しかいなかった登録者は、20年度までの3年で101人まで伸びた。コロナ禍の影響で21年度は減ったものの、22年度以降は順調に持ち直している。
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