【鹿沼】栃窪の渡辺りんご園で、モモの収穫がピークを迎えている。28日は甘くて大玉の品種「まどか」が淡く色づき、早朝から渡辺敬一(わたなべけいいち)代表(58)が摘み取りを行った。
果樹園が点在する市菊沢地区の「かぬま菊沢フルーツロード」内で唯一、モモを生産。約50本の木で5品種のモモを栽培している。例年同様、今月中旬にわせ種の収穫を始めた。28日は酷暑の中、渡辺代表が実の状態を確かめながら手で摘み取った。
渡辺代表は「今のところ、順調に甘い実がなっており一安心。多くの人に楽しんでほしい」と話した。8月下旬まで収穫が続き、直売所で販売している。午前10時~午後4時。不定休。
(問)同園0289・64・3600。