昭和の暮らしを垣間見ようと50年前の1975(昭和50)年8月1日付の本紙を開くと、「香典返しはご辞退」の記事が載っていた。宇都宮市を挙げて“香典返し辞退運動”を始めるという。50年がたち、どうなった?
高度経済成長期を経た75年。冠婚葬祭の祝い金や香典の相場が上昇しているため、自治会長らが冠婚葬祭の簡素化を提唱。まずは葬儀の香典返しの辞退から始めると報じている。
調べると、昭和の頃「新生活運動」と称し、国を挙げて暮らしの改革を進めた時代があった。香典返し辞退運動は香典を少額にする代わりに返礼品を辞退、贈らない運動で遺族と参列者の経済的、精神的負担を減らすのが目的だった。
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