文部科学省が4月に実施した「2025年度全国学力・学習状況調査」(全国学力テスト)で県教委は31日、調査対象の小学6年生と中学3年生の結果を発表した。理科では小6と中3どちらも平均正答率が全国平均を上回り、国語と算数・数学は全国平均並みだった。県教委は「授業改善を図りながら粘り強く学習指導に取り組んだ結果」と分析している。

 国語、算数・数学に加え、本年度は3年ぶりに理科も実施された。県内では特別支援学校を含む小学校333校の1万4485人、中学校152校の1万4138人が参加した。