宇都宮地方気象台は2日午前5時13分、「大雨と雷および降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。栃木県では、2日昼過ぎから夜遅くにかけて、大雨による低い土地の浸水、土砂災害、河川の増水に注意、警戒するよう呼びかけている。また、落雷や突風、降ひょうにも注意が必要という。

 気象台によると、県内は2日昼過ぎから夜遅くにかけ、暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、大気の状態が不安定となる見込み。このため、夕方から夜のはじめ頃にかけ、雷を伴った激しい雨の降る所があるという。雨雲が予想以上に発達した場合や、発達した雨雲がかかり続けた場合は、警報級の大雨となる可能性があるとしている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意するよう呼びかけている。

 2日に予想される1時間降水量は、多い所で北部、南部ともに40ミリ。

 2日午前6時から3日午前6時までに予想される24時間降水量は、多い所で北部、南部とも80ミリ。