【矢板】市はこのほど、道の駅やいたや市城の湯やすらぎの里を管理運営する第三セクター「やいた未来」の2024年度売上高と来客数を発表した。道の駅は売上高9億円超、来客数は160万人超と共に過去最高を記録した。
やいた未来は18年8月に設立され、19年4月から道の駅、昨年4月から市城の湯を管理運営している。道の駅は農産物直売所の売り上げが好調だったことに加え、昨年4月に飲食店「お食事・甘味処和と輪」がオープンしたことで売上高は前年比109・3%、来客数は同103・4%だった。売上高は19年度から6年連続で前年比増となっている。
城の湯は売上高約8700万円。目標に380万円ほど届かず、来客数も約14万人と伸び悩んだが、23年度3月までリニューアル工事をしていたこともあり、前年比では売上高が133・8%、来客数は127・9%と大幅に伸びた。
やいた未来社長を務める森島武芳(もりしまたけよし)市長は「今後も地域の発展を目指していく」と意気込んでいた。