第109回足利花火大会が2日夜、栃木県足利市の田中橋下流の渡良瀬川河川敷で行われ、約50万人(主催者発表)が夏の夜空を彩るドローンショーと約2万発の花火に酔いしれた。

約2万発の花火が夜空を彩った足利花火大会=2日午後8時50分、足利市の渡良瀬川河川敷(15秒間露光、超広角レンズ使用)
足利商工会議所や同市などでつくる実行委員会が主催。今回は冒頭、東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドによるスペシャルドローンショー「マジック・イン・ジ・エア」が行われた。約1500機のドローンが夜空にミッキーマウスなどのキャラクターを描くと、大きな歓声が上がった。

ドローンショーで夜空に登場したミッキーマウス

夜空を彩る花火とドローンショー=2日午後7時30分、足利市の渡良瀬川河川敷(超広角レンズ使用)
その後、約1時間にわたって県内外の花火師が手がけた尺玉やスターマインが絶え間なく夜空を彩った。

ドローンで描き出されたアリエル。会場からは月に向かって上るように見えた

約2万発の花火が夜空を彩った足利花火大会=2日午後8時35分、足利市の渡良瀬川河川敷(約1分45秒露光)
長野県東御市から家族と訪れた清水結絆(しみずゆいな)さん(7)と碧士(あおし)さん(4)のきょうだいは「アナとアリエルが見られてうれしかった」と声を弾ませた。