プロ野球の名将野村克也(のむらかつや)さんの名言として広まった「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」は、江戸時代の剣豪松浦静山(まつらせいざん)の剣術書から引用した言葉だった。「偶然や運で勝つこともあるが、負けには必ず原因がある」という意味である