栃木県内は5日、広い範囲で気温が上がり、気象庁によると午後4時現在、小山で39.2度、日光市の五十里で35.3度と、観測史上最高気温を記録した。また佐野が今年最高となる40.2度を記録した。

 この他、真岡37.7度、宇都宮37.5度、大田原37.3度、那須烏山36.9度、土呂部31.7度、那須高原31.6度、奥日光29.0度と、計10地点で今年最高を観測している。佐野と宇都宮、大田原は8月の観測史上最高。

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 この他、鹿沼36.3度、塩谷35.0度と、計9地点で35度以上の猛暑日となった。

 環境省と気象庁は5日午前5時、熱中症になりやすい危険な暑さが予想されるとして、5日の栃木県内に熱中症警戒アラートを発表した。室内ではエアコンを適切に利用し、涼しい環境にして過ごすよう呼びかけている。また、屋外への外出はなるべく短時間とし、暑い時間を避けるほか、日傘や帽子の活用を推奨している。