たるに入った水を一心不乱にかぶる。終わったころには暑さも忘れ、すがすがしさに浸っていた。二十四節気の一つで、暦の上では最も暑い時季とされる「大暑」の7月22日、長沼の長沼八幡宮(はちまんぐう)で行われた「大暑禊(みそぎ)」に参加した。
鬼怒川流域の長沼地区は鬼怒川の恩恵を受けて生活してきた一方、水害に見舞われてきた歴史もある。水への感謝と畏敬に目を向けてほしいとの思いで、2018年から大暑禊を実施している。
市内の最高気温は36・3度と、まさに大暑と言わんばかりの猛暑に見舞われたこの日、県内外から14人が参加した。
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