「一般家庭は洋式トイレが普及したのに、小中学校ではいまだに和式が少なくないのはなぜ?」。西日本新聞「あなたの特命取材班」にそんな声が寄せられた。記者の子ども時代、学校のトイレは和式が大半で「暗い」「汚い」というイメージがあったが、実は近年、トイレ環境の改善が進んでいる。福岡市立学校の現状を取材すると、多様化する課題も見えてきた。

 

 1950年代までほとんどの家庭が和式トイレだったが、59年に日本住宅公団が洋式を採用したのを機に、洋式が普及し始めた。

 

(西日本新聞)

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