
栃木県大田原市(旧黒羽町)出身の大関和(おおぜきちか)を主人公のモチーフとする2026年度前期のNHK連続テレビ小説「風、薫る」で、NHKドラマ公式Xは8日、第3次出演者を発表した。水野美紀さんや北村一輝さんといった豪華俳優陣に加え、栃木県出身の芸能関係者も多数出演することが明らかになった。【後半に各出演者コメント記事へのリンクあり】
物語は、明治時代に西洋式の看護学を学んだ「トレインドナース(正規に訓練された看護師)」として活躍した大関と鈴木雅(すずきまさ)の2人をモデルにした物語。大関をモチーフとした主人公・一ノ瀬りん役を俳優の見上愛さん(24)が演じ、もう1人の主人公・大家直美役を俳優でモデルの上坂樹里さん(20)が演じる。
水野美紀さんが演じるのは、主人公りんの母親役。連続テレビ小説では「スカーレット」への出演歴がある。同じくスカーレットに出演した北村一輝さんは、りんの父親役を務める。りんの妹役には、フジテレビ系木曜劇場「愛の、がっこう。」に出演中の早坂美海さん、りんの幼なじみ役にはTBS系日曜劇場「下克上球児」で脚光を浴びた小林虎之介さん、りんの縁談相手には三浦貴大さん、直美を見守る牧師には原田泰造さんがそれぞれ起用された。朝ドラ出演歴がある小林隆さん、根岸季衣さんも出演する。








栃木県関係では野木町出身のつぶやきシローさん、大田原市出身でお笑いトリオ「森三中」の大島美幸さん、下野市出身のお笑いコンビ「ザ・たっち」のたくやさんとかずやさんらが出演する。栃木市出身で連続テレビ小説「花子とアン」に出演した義達祐未さん、宇都宮市出身で連続テレビ小説「エール」に出演した岩瀬顕子さんも起用された。





≪発表された出演者のコメントや栃木県那須地域への印象などは、以下の記事に掲載しています≫
◇水野美紀さん(りんの母・一ノ瀬美津役) 栃木を「近くて遠い」と感じる理由は…
◇早坂美海さん(りんの妹・一ノ瀬安役) 栃木県は「癒やされる場所」 ドラマ「愛の、がっこう。」に出演中の19歳
◇小林 隆さん(一ノ瀬家の元陪臣・中村義正役) 作中で栃木県の役人を演じる 「なつぞら」や「ゲゲゲの女房」にも出演
◇小林 虎之介さん(りんの幼なじみ・竹内 虎太郎役) 栃木で訪れたいのは日光の名所 「下剋上球児」捕手役で脚光の人気俳優
◇つぶやきシローさん(虎太郎の父・竹内 之宣役) 栃木なまり不安で「方言指導みっちり受けたい」 過去にも朝ドラにワンシーン出演
◇岩瀬顕子さん(虎太郎の母・竹内 栄役) 「栃木の魅力と物語を全国に」と意欲 東京栃木県人会副会長
◇三浦貴大さん(りんの縁談相手・奥田 亀吉役) 主人公の縁談相手「全力で演じる」 朝ドラは「エール」以来
◇根岸季衣さん(亀吉の母・奥田 貞役) 那須の印象は「BBQと温泉」 朝ドラは「ハイカラさん」「まれ」など多数出演
◇森山中の大島美幸さん(うなぎ店の女将役) 朝ドラ初出演、地元舞台で「夢のよう」 地元の魅力は「おせっかい」の多さ?
◇義達祐未さん(和菓子店の女将役) 「花子とアン」以来の朝ドラ出演 「栃木の魅力再発見してもらえたら幸せ」
◇ザ・たっちのたくやさん・かずやさん(柴田屋役・松永屋役) 「栃木なまりを完璧にしたい」 双子役かどうかは「見てのお楽しみ」