県が掲げる「いちご王国・栃木」のさらなる振興に向け二つの会議が7日、宇都宮市内で相次いで開かれた。生産者団体は主力品種「とちあいか」の栽培技術について議論し、県に対して設備投資への補助や輸出に関する情報提供を要望。プロモーションを担う関係団体は、海外への発信を強化する計画を確認した。

プロモーション推進委員会でイチゴジェラートに舌鼓を打つ福田知事(中央)ら=7日午後、県庁
県やJA、生産者団体でつくる「いちご王国・栃木」戦略会議は県総合文化センターで会合を開き、委員10人が担い手確保やとちあいかの生産技術確立に向けて意見を交わした。
県によると、とちあいかは従来の主力品種「とちおとめ」よりも10アール当たりの収量(単収)に優れる。とちあいかへの転換は順調に進み、産出額や新規就農者の増加といった成果が出ているという。
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