県は7日、2024年度普通会計決算見込みを発表した。新型コロナウイルス感染症対策関連経費の減少などで歳入、歳出ともに3年連続で前年度決算額を下回った。比率が高いほど財政の硬直化を示す経常収支比率は前年度比0・3ポイント減の92・3%となり、県財政課の担当者は「人件費などは増加したが、県税などの歳入が上回り改善した」と説明した。
本県の普通会計は、一般会計と七つの特別会計の合計。歳入は1・1%減の9219億2600万円だった。歳入全体が減少した一方で、円安を背景に企業収入が増えて県税収入は4・2%増の2711億1600万円となり、4年連続で増加した。
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