宇都宮地方気象台は8日午後4時9分、「雷と突風及び降ひょうに関する栃木県気象情報」を発表した。県内では8日夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となる見込み。落雷や竜巻などの激しい突風、降ひょう、局地的な激しい雨に注意が必要という。
気象台によると、東日本の上空約5500メートルに氷点下6度以下の寒気が流れ込んでいる。県内では上空の寒気や日中の気温上昇の影響で、8日夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定となるという。
気象台は、発達した積乱雲の近づく兆しがある場合には、建物内に移動するなど安全確保に努めるよう呼びかけている。降ひょうの恐れもあるため、農作物や農業施設の管理にも注意が必要という。