戦後80年に合わせ、原爆や空襲など戦争をテーマにした展示や催しが、少なくとも県と県内18市町の公共施設25カ所で企画、実施されている。庁舎や図書館、公民館などを会場に、空襲の激しさや、各地の身近な生活の隅々にまで影響が及んだローカルな戦争の記憶、爪痕を伝える。主催者らは「節目の年に、身近な場所の展示から平和について考えてほしい」と理解を深める機運の盛り上がりを期待する。