市が貸し出す自動起動型防災ラジオの見本(市提供)

 【足利】防災情報を市民に伝達するシステムの導入を予定している市はこのほど、防災ラジオの貸し出しの受け付けを開始した。スマートフォンを所持していない人は緊急速報メールで災害情報を入手できないため、ラジオを活用して命を守る災害情報を届けることが目的。用意するのは500台で予算額は468万円。申し込みは9月30日まで。

 導入する防災行政無線システムは、市内のコミュニティFM事業者「足利コミュニティFM」との災害時応援協定に基づき、同社が運営する「FM DAMONO(だもの)」の電波を使用する。