国土交通省が管理する栃木県内1級河川17地点のうち、2024年に最も水質が良かったのは鬼怒川の上平橋(塩谷町)だったことが16日までに、国交省関東地方整備局の調査で分かった。関東地方48河川142地点の比較では、前年と同じ2位に入った。関東地方で2年連続1位だった男鹿川末流(日光市)は、鬼怒川の大道泉橋(真岡市)と並び4位。トップ10に県内4地点が入った。【記事中に関東地方順位と水質の一覧】

 調査は24年1~12月に実施した。河川の汚れの程度を測る代表的な指標である生物化学的酸素要求量(BOD)を調べた。河川の汚染度が進むほど数値が高くなる。