後半30分、栃木SCのFWオタボー(中央)が勝ち越しゴールを決めて喜ぶ=カンセキスタジアムとちぎ、森田大地撮影

後半15分、栃木SCのMF福森(中央)が同点ゴールを決めて喜ぶ=カンセキスタジアムとちぎ、森田大地撮影

後半30分、栃木SCのFWオタボー(中央)が勝ち越しゴールを決めて喜ぶ=カンセキスタジアムとちぎ、森田大地撮影 後半15分、栃木SCのMF福森(中央)が同点ゴールを決めて喜ぶ=カンセキスタジアムとちぎ、森田大地撮影

 明治安田J3第23節は16日、各地で10試合が行われ、栃木SCは3-2で沼津に逆転勝ちし、今季初の連勝を飾った。SCは通算8勝5分け10敗で勝ち点29、順位は四つ上げて11位に浮上した。複数得点を挙げての勝利は6月28日の松本戦以来今季2度目。

 SCは開始1分過ぎに獲得したPKからFW太田龍之介(おおたりゅうのすけ)が先制。しかし前半31分、後半11分の失点で逆転を許した。その4分後にCKの流れからMF福森健太(ふくもりけんた)のゴールで同点。同30分には途中出場のFWオタボー・ケネスが勝ち越しに成功した。

 次戦は23日。午後7時から、前橋市の正田醤油スタジアム群馬で群馬と対戦する。

■前節の勢いそのままに

 ここまで、長かった。栃木SCは点の取り合いとなった激戦を制し、念願の今季初連勝。1得点1アシストで逆転を呼び込んだDF福森健太(ふくもりけんた)は「内容は決して良くない。でも連勝できた意味は大きい」と安堵(あんど)したようにスタジアムを後にした。