県内の2024年度のシカとクマによる林業被害額は前年度比49%減の1億1700万円で、4年ぶりに減少したことが17日までに県のまとめで分かった。過去10年間では20年度と同額で最も少なかった。被害面積は52%減の31ヘクタール。24年度のシカの捕獲数が1万4072頭と前年度比で11%増加しており、捕獲数の増加が被害の減少につながったとみられる。