サイバー犯罪の増加、手口の高度化・多様化に対応するため、県警が本年度に新設した本部長直轄の「サイバー対策センター」は発足から5カ月が経過した。これまで高度な情報解析で匿名・流動型犯罪グループ(匿流)を摘発しただけでなく、部署の垣根を越えた職員の意識やスキルの向上に取り組んできた。センターは「今やほぼ全ての事案にサイバーが関係している。警察官の知識や捜査能力の向上を図っていきたい」としている。